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汲古書屋

汲古書屋は主に蔵書と読書に使われ、明の時代の毛晋の汲古閣にならって命名したといわれています。汲古書屋の外観は三開間(開間は柱間の距離を指す)で三門を構え、入り口部分にあずまやが設けられた建築で、その後ろには風通しと出入りを容易にするために格扇門が取り付けられております。

 汲古書屋は本来、屋根が平らな構造でしたが、日本統治時代の中期頃に現在の両坡落水形式と呼ばれる傾斜のある屋根に改造されました。書屋であるため、格子窓は全てシンプルで上品なものを使っています。

 入り口前のあずまやは高く華やかに造られ、「巻頂」と呼ばれる屋根になっているのは、恐らく南洋諸島の影響を受けていると思われます。

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